主人の両親が8年前まで住んでいた空き家を利用し、平成15年の10月24日にオープン。
100年経った建物は、釘を1本も使わない宮大工が建てた京都を想わせる「町屋造り」です。
玄関先にしつらえた2畳間を横目でみて奥に入ると、天窓のある吹き抜けの土間に入ります。見上げると2階の欄干には精細な松や竹の細工が施されています。中に入ると、大きな燈籠がある落ち着いた中庭があり、喫茶というより、料亭に足を踏み入れたようです。
その奥の間には3メートルもある1枚板の机があります。昔の障子やタンスが壁面にはめ込まれており、これまた不思議な空間に遭遇するでしょう。
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玄関 |
座敷間 |
座敷間 |
座敷間(縁側と中庭) |
中庭 |
奥の間 |
休憩スペース |
京都の民家を思わせる欄干や特徴的な網目状の戸袋などもあります。 |
店内の調度品にもこだわりが表れています。 |
町屋造りの特徴でもある長い廊下があります。大野町にはこのようなつくりをした昔ながらの家が多く残っています。 |